高山寺の寺宝
前回に続き高山寺です。高山寺は、すばらしい寺宝を所蔵しています。その代表が、『鳥獣人物戯画絵巻』です。いわゆる鳥獣戯画です。甲乙丙丁の4巻からなります。作者や制作年など不明なところが多く、謎の多い作品です。もちろん、国宝です。また、前回お話ししました『明恵上人樹上坐禅像』も国宝です。これら以外、国宝『華厳宗祖師絵伝』をはじめ数多くの寺宝があります。やはり、絵画系が素晴らしいです。
お寺は、いくつかの建物からなっていますが、国宝は石水院です。ここだけ有料です。小さな建物ですが、寺宝が展示されています。『鳥獣人物戯画絵巻』や『明恵上人樹上坐禅像』などがあります。国宝の建物の中で、国宝を鑑賞するのは贅沢ですが、これらはレプリカです。寺宝は国立博物館に預けられています。高山寺に限らず、お寺で絵画の国宝などを見ることはほとんどないです。
画像:明恵上人樹上坐禅像
画像出所:高山寺
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