冥婚

死者と生きている人、あるいは死者どうしの結婚を冥婚と言います。アジア圏(とくに中国圏)に根強く残っている風習だそうです。その中で、台湾の冥婚は有名です。台湾では、独身で亡くなった者がいると、その親族が不憫に思い、生きている人から結婚相手を見つけようとします。その見つけ方がユニークです。死者の顔写真、髪の毛、お金などを赤い封筒に入…
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密教修法

密教修法について、これまでいくつかご紹介してきました。基本は、本尊に対して、その印を結び(身密)、真言を読誦し(口密)、その本尊を観想する(意密)という、いわゆる三密を行います。本尊は、本当に様々な種類があります。仏・菩薩だけでなく、忿怒相の明王、異教の神が仏教に取り込まれた大黒天、聖天、ダキニ天、鬼子母神、そして、素性の分から…
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観音様の化身

観音菩薩は、聖観音(しょうかんのん)、十一面観音、千手観音など、様々な姿をとられます。変化(へんげ)観音と呼ばれます。それぞれのお姿で、人々を救い、願いを叶えてくださいます。 『宇治拾遺物語』に観音様の化身のお話があります。昔中国に宝志和尚と呼ばれる立派な僧がいました。多くの人々に尊敬されていました。そこで、国王は、和尚の…
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